春のお彼岸でお供え物や食べ物はどんなモノが良いのか?
当店のホームページをご覧頂きまして誠にありがとうございます。やっと肌寒い時期が過ぎ去り、華やかで過ごしやすい春の訪れを感じる季節になりましたね。春の訪れと共に春彼岸の時期になります。時期や違い、お勧めのお供え物などについては以前ご紹介致しました。そんな中で、今回はお供え物についての深堀と食す物についてお話したいと思います。
■過去記事一覧
春と秋のお彼岸の違いや過ごし方とは?
https://www.moriya-butudan.com/news/column/20230913-345/
春彼岸や花まつりとは?由来や過ごし方を解説
https://www.moriya-butudan.com/news/column/20230313-321/
お彼岸とお盆
https://www.moriya-butudan.com/news/column/20211216-261/
■お供え物として適しているモノは?
春彼岸では牡丹餅(ぼたもち)、秋彼岸ではおはぎのお餅をお供えすることが一般的とされています。小豆には厄払いの意味があり、当時の時代背景では砂糖が高価なこともあり、甘いおはぎをお供えすることが風習として多かったそうです。
果物は季節に合わせた物や日持ちするタイプを選ぶことがよく、時期的にはメロンやはっさく。日持ちするモノならりんごやみかんが好ましいでしょう。地域の銘菓などをお供えすることも適しています。
もちろん!故人様が好きだったモノをお供えすることも良いですね。お供えと共に先祖供養や感謝の気持ちを伝えるなどをしていただければと思います。
■春彼岸中に食べるモノは?
仏教と言えば精進料理なんかが思い浮かぶのではないでしょうか?奈良県や京都府などを訪れると精進料理を提供しているお店も良く見かけるため、このようなイメージをお持ちになるかもしれませんね。
精進料理の他にも、彼岸そばやおいなり・ちらし寿司などをふるまう地域などもございます。天ぷらやがんもどき、筑前煮などもよく食されると思います。しかしながら、一般のご家庭の場合はそこまで制限を掛けずとも、お集まりいただいた方々やご家族が幸せを感じられる食卓であれば良いでしょう。
■まとめ
暖かい季節になりますので、ぜひお墓参りなどでご先祖様へ感謝の気持ちを届けて下さい。お寺によっては法要など一般に公開している場所もございますので、一緒にお経を読むなどの体験をしてみるのもいいと思います。お彼岸に向けてご入用の物がございましたら、お気軽にご相談下さい。