お位牌の彫り込みをお考えの方へ。お預けの前にちょっと確認しておきたいこと

お役立ちコラム
お位牌のイメージ画像

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梅や椿が咲き終わり、桜の便りが少しずつ届くようになりました。春の穏やかな陽気に誘われて、街を散策するのが心地よい季節となってまいりました。

お位牌の彫り込み(追加彫刻)について、当店にもよくご相談をいただきます。ご家族を新たにお見送りされた際や、ご夫婦のお位牌への追加など、お位牌をお店にお預けいただく場面は意外と多いものです。


今回は「お位牌を預ける前に、これだけは確認しておいてくださいね」というお話をさせていただきます。想う気持ちにちょっとした作法を知ることで、より気持ちよく預けられるようになります。

■お位牌の彫り込みって?

お位牌の彫り込みとは、すでにお持ちのお位牌に、新たに戒名(法名)やお名前・ご命日などを彫刻することです。


たとえば、ご夫婦のお位牌にお連れ合いの情報を追加されるケースや、回出位牌(繰り出し位牌)に新しい札板を入れるケースなどがあります。


いずれの場合も、お位牌を当店にお預けいただく形になりますが、その前にひとつだけ確認していただきたいことがあります。

■お預けの前に「お性根抜き」のご確認を

お位牌をご自宅から持ち出す際には、菩提寺のご住職に「撥遣(はっけん)供養」、いわゆる「お性根抜き」をしていただくのが一般的な作法とされています。


「お性根抜き」というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、要は、お位牌をお預けする前に菩提寺にひと声かけて、お勤めをしていただくということです。特別に構える必要はありません。


当店でもご来店いただきましたお客様へお声がけを行っていまして、「お性根抜き」が済んでいるお位牌に対して彫刻を承っております。

■彫り込みまでの流れ

むずかしく考える必要はありません。流れはとてもシンプルです。


① まず菩提寺にご連絡
「お位牌の彫り込みを予定しているのですが」とお伝えいただくだけで大丈夫です。お性根抜きの段取りについて、ご住職がご案内してくださいます。


② お性根抜きのお勤め
ご住職に撥遣供養(お性根抜き)をしていただきます。ご自宅のお仏壇の前でされることが多いですが、お寺でお勤めいただけるケースもあります。


③ お位牌を当店にお預け
お性根抜きが済みましたら、お位牌を当店にお持ちください。彫り込みの内容をお打ち合わせし、お預かりいたします。


④ 彫り込み完了・お引き取り・お性根入れのお勤め
完了のご連絡を差し上げますので、お位牌をお引き取りいただき、改めて菩提寺のご住職にお性根入れをしていただければ、これまで通りお祀りいただけます。

■菩提寺が遠い場合はどうしたらいい?

最近は、お住まいと菩提寺が離れている方も多くいらっしゃいます。「お寺が遠くて気軽にお願いしづらい」というお気持ちもよくわかります。そんなときでも、まずはお電話で菩提寺にご相談いただくのがおすすめです。


ご住職にご事情をお伝えすれば、「それならそのままお預けいただいて大丈夫ですよ」とおっしゃっていただけたケースもございました。ご住職のご判断はさまざまですので、まずはお伺いを立てていただければ安心です。


お困りの際は菩提寺にご連絡いただくほうが、スムーズに進むことが多いです。

■早めのご相談がおすすめです

法要の日が近づいてから彫り込みのご相談をいただくこともありますが、お性根抜きの手配や彫り込みの作業にはそれぞれお時間をいただきます。四十九日に合わせてお考えの場合は、少し余裕を持ってご相談いただけると安心です。

■最後に

お位牌の彫り込みは、大切なご先祖様・故人様に関わることですから、丁寧に進めたいというお気持ちはとても自然なことです。


彫り込みをお考えになりましたら、まず菩提寺のご住職にご相談いただき、お性根抜きについてご確認ください。菩提寺にお話を通していただいたうえでお越しいただけますと、当店としてもスムーズにお手伝いさせていただけます。


もちろん、彫り込みの内容や段取りについてのご質問は当店でもお受けしておりますので、お気軽にお声がけください。


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