線香・ローソク

日本書紀によると、「推古天皇3年（595年）4月に沈水（じんすい）といわれる、沈香（じんこう）という香木が淡路島に漂着し、島民がそれと知らずに薪とともに燃やしたところ、良い香りが遠くまで広がったので、これを不思議なこととして朝廷に献上した。」と記されています。

沈水という香木が伝来した4月と、「香」の字をくずしてできる「一、十、八、日」とをあわせて4月18日は「お香の日」とされています。以来、千年以上経た現代までお香は私たちの生活に深く結びついて発展してきました。香木としては他に白檀（びゃくだん）などが有名で、仏具やお線香の原料となっています。

森屋仏壇店では、地元寺内町のお土産としても人気の寺内香を初め、進物用、普段使い用など数多くのお線香を取り揃えております。

その香りは優雅にして天然香料独特の奥行きのある高貴な匂いをもかねそなえた妙香であり、調合されている高級香料『沈香』の質、量共に類を見ない当店オリジナルの最高級線香です。

東南アジアのみで産出する貴重な香木「沈水香木」とインド産の香木「白檀」、ベトナムの「桂皮」などの天然漢方香料をそれぞれの特質を十分生かしながら配合しております。
その芳香は爽やかさと、ひときわまろやかな甘味を持ち、静寂で落ち着きのある雰囲気を存分にお楽しみいただけます。

沈水香木を香りの主体として配合しており、心に染みわたるような甘く奥ゆかしい独特の香りは、清くもの静かで奥ゆかしい雰囲気を創り出します。贈答用に最適です。

インド・カルナタカ産の香木「白檀」をふんだんに配合し、その香りを余すところなく生かすよう、秘伝の調合法を駆使しえ創りあげたお線香です。甘く爽やかな香り、清浄な移り香はどなたにもお気に召すものと存じます。