お仏壇のお手入れ方法について

お役立ちコラム
お仏壇のイメージ

当店のホームページをご覧頂きまして誠にありがとうございます。早速ですが、今回は仏壇の掃除についてお話を致します。2年前に当サイトのコラムで軽く紹介しておりますので、本ブログでは自分で仏壇を掃除する際の注意点やプロにお任せした方が良いところなどを詳しく解説致します。

前回のブログ記事はこちらから


■仏壇のお手入れ方法

まずは、掃除の手順についてお話致します。仏壇には唐木製の「唐木仏壇」と金箔が塗られた「金仏壇」があります。仏壇の材質で掃除の方法は異なりますが、共通して言えることとしては、仏壇はこまめにホコリを払うなどの簡単な掃除をするとよいということです。


①窓を開けて換気する

②写真を撮ってから仏具を取り出す

③「唐木仏壇」の場合、唐木や塗りの部分はよく絞った柔らかい布で拭き、彫刻などの細かい部分は毛バタキでホコリを払う。「金仏壇」は水分に弱いため、やわらかい布で乾拭きし、金箔の部分は毛バタキでホコリを払うだけにします。ただし、汚れがひどい場合は漆塗りの部分に限り、硬く絞った布で拭いてもかまいません。

④お仏具もお仏壇と同じく、「毛払いで埃を掃く→やわらかい布で拭く」という手順が基本です。ただし、材質によって拭き掃除後のお手入れが異なる為注意しましょう。


■必要な道具と注意点

仏壇の掃除用具は、仏壇仏具専門店ですべてお買い求めいただけます。他にも一部スーパーマーケットや100円均一ショップでも購入可能です。


▽必要な掃除道具

毛バタキ、掃除用クロス(またはやわらかい布)、真鍮磨き剤(金属に使用)、仏壇の艶出し剤(木製品に使用)、灰ならし(香炉の灰を平らにする道具)、新聞紙(仏具を一時的に置く用)


仏壇や仏具の掃除は乾拭きが基本です。洗剤やアルコールスプレー、重曹など、専用の薬品や洗剤以外を使用しないで下さい。汚れが目立って水拭きする場合は硬く絞りましょう。また、金箔の装飾箇所は素手で触ると金箔が剥げてしまったり指紋が付いて取れなくなってしまったりすることがあるため、素手で触らないようにすることで美しい状態を長く保つことができます。


■最後に

仏壇や仏具の掃除は材質や種類によってお手入れ方法が異なりますので、詳しい扱い方については当店に直接ご相談ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。


オススメ記事 オススメ記事

お知らせ・お役立ちコラム一覧へ